足根骨の調整と足首の捻挫

足首の捻挫

踵骨と距骨を調整

【踵骨】の上が【距骨】の上が【脛骨】の縦軸

足根骨

踵骨に外側の足の指、第4・5趾2本が繋がって外側のアーチを作り、この上に、内側の足の指、第1・2・3趾の3本が繋がって内側のアーチを作る距骨が乗っています。さらに足首の関節は、距骨の上に脛骨が乗っています。この縦軸がずれバランスが崩れることで足の不調から全身へ波及する症状も出てきます。

 


足首「ガクガクする」

「ガクガクが無い!」

ある日、足首が変だという事で女性の患者さんがみえました。症状は足首が「ガクガク」する、夜寝ていると膝から下の足が痙攣し、痙攣が頻繁にあるというものでした。問診と状態をみてみると、学生時代バスケットボールをしていて外反捻挫をした事が有るようでした(内反捻挫よりも重篤になる外反捻挫)、脚の痙攣は前脛骨筋と脛骨の内側縁に発症しており、長年今の状態であった為か患側股関節の外旋も顕著にみられました。先ずは、歩き方、内側腓腹筋と外側腓腹筋の張りを比べます、次に踵から股関節までの縦軸を簡単に視診します、股関節の運動に異常が無いのかもみます。

施術

鍼の施術内容は

治療は内側腓腹筋へ作用させる為の鍼をL2、T11のツボへ施し、優しい整体を簡単に足首に施しただけです。一度目の施術で「ガクガク」が消え、次回来院時には、夜の「足の痙攣」回数も減ったとの事でした。その後も予防と完全に良くする為に数回施術し終了しました。

内側荷重と外側荷重

【内側荷重】or【外側荷重】は踵骨か距骨かが治療のポイント。

  • 踵骨には足の第4趾、第5趾が繋がっている
  • 距骨には足の第1趾、第2趾、第3趾が繋がっている

病院、他の治療院

足首を捻挫した場合、病院、整骨院での治療となると、RICEの法則に則り、安静にして冷却とキャストライト(プラスチックシーネ)で固定がメインです、重度の捻挫は足首の不安定から固定が必要な場合もありますが、その前に捻挫で「ずれている足根骨」の矯正をしているのかが、後に回復期間と後遺障害に重要なポイントとなるのですが矯正をせずに固定してしまう場合が多いのです。足首の捻挫は一度足根骨が所定の位置から逸脱している場合が少なくありません。

施術後記

捻挫をして後々問題になるのは、捻挫の衝撃で靭帯が傷ついたり伸びたりして、内くるぶし、外くるぶしのどちらかの方に足首の「軸がズレて」しまい、距骨の上に脛骨がしっかり乗っていない事です。さらに足底の縦アーチと横アーチが崩れ足裏、脚、股関節、腰、首に影響を及ぼしす事です。この事を理解している治療を受けなけらばなりません。