突発性難聴への鍼

当院の施術

短期集中する

突発性難聴を患った場合に、病院以外の方法では鍼灸施術が選択の一番に考えられるべきものとおもいます、さらに病院では難しかったケースも鍼灸で良くなった症例が多数あります。しかしながら効果の差を分けるのが発症してから施術開始までの時間に比例していること・短期集中の施術です。

早い治療開始が鍵

2年間病院の投薬で過ごしていた患者さんがいましたが残念ですが回復は見込めずらく、概ね発症から1ヶ月以内のものでなければ回復の見込みが大きく下がってしまいます。突発性難聴とそれに伴う耳鳴りでは、早く確実に内耳の血流を取り戻すため、週に2〜3回の治療が必要です。

通院の仕方

作用を発揮する鍼

軽微な症状では、3回程度で完全回復する例もありますが、殆どの場合、5回以上の施術が必要となります。治療期間は1〜3ヶ月です。耳鳴り単独の症状である場合、週1〜2回の通院が必要です。3〜5回の施術で改善の兆しが現れた場合は、継続すると改善を見込めます。

内耳の細胞

突発性難聴は、なんらかの原因で耳の内耳の血流が悪くなった事で起こると考えられます。酸素や栄養が内耳へ送られない状態が一定期間続くと、耳の細胞は仮死状態に陥り、聴力が低下します。

 

内耳の細胞

突発性難聴の共通点

身体的な特徴

突発性難聴になってしまった方には共通点があります。それは胸鎖乳突筋や斜角筋の緊張がとても強いことです。特に首の側面の緊張が目立っています。この緊張は顎関節にも影響を及ぼしているため、口の開きが悪くなっている場合があります。もともと顎関節に違和感を感じていた人が突発性難聴になっているケースもありますが、必ずしも自覚症状があるとは限りません。

胸鎖乳突筋と斜角筋

なぜ鍼が有効なのか?

薬では作用が届かない、細かい部分の場合であっても、鍼が得意な細かい作業の施術で、血流の改善や関節の動きを改善させる事が可能だからです。突発性難聴の治療は、何らかの原因で内耳の血流量が減少している、または内耳の血流が不安定供給の状態を改善させることが重要です。

血流の促進

当院の工夫

耳管と鼻

鼻やのどを通してからだの外から侵入してくる細菌やウィルスに対して人間は防御する機能を持っています。それがアデノイドや扁桃腺と呼ばれている組織です。アデノイドは鼻の一番奥にある扁桃組織です。耳管は鼻の奥の両側に開いておりアデノイドと極めて近い部分にあります。このことが中耳炎を起こしやすい原因のひとつにあげられています。

 

耳管

顎関節と耳管

耳管とは、耳と鼻をつなぐ管のことで、成人で約3.5センチあります。これは普通は閉じているのですが、ツバを飲み込んだり、アクビをしたり顎が大きく動くと開いて、鼓膜の外側と内側の気圧のバランスをとっています。

顎の動きと中耳の空気圧

鼓膜の内側で耳小骨がある空間を鼓室といいます。ここに空気がたまっているため、鼓膜が振動し音が伝わっていくのです。うまく振動するには、鼓膜はピンと張る必要があります。そのためには、外気の圧の変化に応じて、鼓室内の圧が同じように変化する必要があります。耳管で外と通じるようになっています。

首筋のコリ、肩甲骨のコリ

突発性難聴や耳鳴りに重要な顎関節。その顎関節には多くの筋肉が関り、首筋や肩甲骨の筋肉も関係しています。肩甲骨を含む全体の筋肉を柔らかくすることで、結果的に直接触れることの出来ない顎関節につながる筋肉もほぐれていきます、その為に手、足、背中のツボを使ってコリがなく動きやすい肩甲骨が必要です。

 

顎関節と肩甲骨

当院のツボ

当院の鍼治療は、効果が高いツボだけを選んでいます。耳の周辺に鍼をすることも稀にありますが、耳の奧に効果が及ぶ手足のツボを主に使用しています、少数のツボだけに鍼を使う本当の目的は「効果が分散さずに効果を集中させたい為」です。鍼を増やせば増やすほど効果が高いように思われるかもしれません、しかし身体はそれほど単純ではありません。1つずつツボの効果を発揮させて、次の階段を一歩ずつ登る事が早期解決となります。

 

突発性難聴

本当に良くなるのか?

「治したい」想いに応えたい

突発性難聴

当院を訪れる方は耳鼻科で満足が得られなかった方ばかりです、治したいという気持ちから情報を探し鍼灸にたどり着く方がとても多いです、そんな想いに応えようと技術向上に努めています。しかし、陳旧化してしまった場合、効果は少ないのです。気持ちが決まったなら、早い施術開始を決断しなければなりません。


施術結果

施術結果として、完治する例、半分程度回復する例、若干回復する例など、結果はそれぞれです。治療の成果は【発症からの日数×重症度×通院回数】条件次第です、常によい結果を目指していますが残念に終わってしまう例もあります。可能性は早めに施術を始めるほど高まります。落ち着いて検討し、心が決まりましたら1日でも早くご相談ください。鍼灸は現代医学では不得意分野の突発性難聴治療の可能性をひめています。