突発性難聴への鍼
難聴
耳鳴り、突発性難聴、低音型感音性難聴では病院以外の方法として鍼灸があります。
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早い開始
病院では良くならなかった難しかったケースも、当院の鍼灸で良くなった症例が多数あります。ですが効果の確率を上げるのが発症してからの早い施術の開始です。
回復の見込み
2年間病院の薬を飲んでいた方がいましたが、回復は見込めずらく、発症から1ヶ月以内のものでなければ回復の見込みが大きく下がってしまいます。
通院は短期集中
施術期間は1〜3ヶ月です。早期は週2回の通院が必要です、それ以降は週に1回を目安にします。3〜5回の施術で改善の兆しが現れた場合は継続すると改善を見込めます。
![突発性難聴に有効な鍼施術](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/saec13e79aca65d42/image/i1a830eb124d1266f/version/1583313972/%E7%AA%81%E7%99%BA%E6%80%A7%E9%9B%A3%E8%81%B4%E3%81%AB%E6%9C%89%E5%8A%B9%E3%81%AA%E9%8D%BC%E6%96%BD%E8%A1%93.jpg)
内耳細胞を救う
開始が早い方が良い理由
酸素や栄養が内耳へ送られない状態が一定期間続くと、内耳の神経細胞が死滅すると考えられます。内耳への血管は細いので筋肉や関節の圧迫があると阻害されます。
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なぜ鍼が有効か
突発性難聴は、耳の内耳の血流が悪くなった事で起こると考えています。
1.血流の改善
薬では作用が届かなくても、鍼が得意な細かい作業で関節の動きを良くし、内耳血流の改善を促します。
![血流の改善](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/saec13e79aca65d42/image/i9c85838d07823892/version/1606552021/%E8%A1%80%E6%B5%81%E3%81%AE%E6%94%B9%E5%96%84.jpg)
耳の周りだけを集中的に血流改善させます、薬では局所のみ作用させる事は出来ません。
2.首筋の凝り
突発性難聴になってしまった方には共通点があります。それは胸鎖乳突筋や斜角筋の緊張がとても強いことです。
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首の筋緊張を取り除き内耳への血流を安定供給させることが重要です。
3.顎と肩甲骨の凝り
突発性難聴や耳鳴りに顎と肩甲骨は重要です。その顎関節には首筋や肩甲骨の筋肉に繋がっています。
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顎関節につながる筋肉が緩むには肩甲骨全体の筋肉を柔らかくすることが必要で手、足、背中のツボを使います。
4.顎関節の動き
鍼で顎関節を調節する理由があります。
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顎が大きく開けることで耳管の空気を交換します。鼓膜の内、外の気圧を調整する事が出来ます。
開始時期と予後
軽い症状では、5回未満で完全回復する例もありますが、殆どの場合、5回以上の施術が必要となります。
鍼効果の差
少数のツボだけに鍼を使うことで、効果が邪魔されず集中できます。当院は効果のあったツボで施術します。
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当院を訪れる方は耳鼻科で効果がなかった方です。鍼を試してみたい気持ちが決まったなら、早い施術開始を決断しなければなりません。耳鼻科と同時に鍼をしても良いと思います。
本当に良くなるのか
成果は【発症からの日数×重症度×通院回数】条件次第です。結果として、ほとんど回復する例、半分程回復する例、若干回復する例などそれぞれです。
![突発性難聴](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=330x10000:format=jpg/path/saec13e79aca65d42/image/i80a066f4a5583cb8/version/1516344801/%E7%AA%81%E7%99%BA%E6%80%A7%E9%9B%A3%E8%81%B4.jpg)
可能性
鍼灸は現代医学では不得意分野の突発性難聴、耳鳴りの可能性をもっています。可能性は早い段階で如何に施術を始められるかです。検討し決心したら1日でも早くご相談ください。