スポーツ障害／下肢

臀部や大腿部、腰部の大きな筋肉が関係している関節です。

• 股関節痛（グロインペイン症候群）

器質的原因がみられなく、股関節の前方部分、鼠径溝の上や下に起こる痛みを総称しています。

股関節の前面に現れる痛みをグロインペイン症候群としています。恥骨結合、鼠径溝の上下、内転筋群に痛みが出やすくなります。

大腿部、下腿部の連絡部分にある関節です。

• ジャンパー膝
• ランナー膝
• オスグット病
• 鵞足（ガソク）炎
• タナ障害

ジャンパー膝やオスグット病といわれるものは、膝蓋靱帯の障害を指しています。

ランナー膝は大腿部の外側の腱が炎症を起こすため、膝の外側に痛みが出ます。

縫工筋、薄筋、半腱様筋の筋腱が停止する膝関節内下方の鵞足部に膝の強い伸展動作で痛めやすいです。

脛骨に対して腓骨が長い為、内返し捻挫の多い関節です。

• シンスプリント
• セーバー病
• 有痛性三角骨障害
• 足関節捻挫

セーバー病、三角骨障害は踵の痛みがでる疾患です。

足関節の捻挫でも内反捻挫は大変多く、前距腓靭帯が損傷されやすいです。その他に内果の三角靱帯部の痛みや、外果の後距腓靱帯部の痛みがあります。